昭和初期頃の印判手の変形皿です。
印判とは、絵柄が描かれたシートなどを転写して絵付けを
する方法です。こちらは統制食器と呼ばれる、戦時中に
作られました器です。国の管理の下に作られており、
高台に窯元番号の銘が入っています。
「有26」と入っておりますので、有田焼かと思います。
統制食器にしては形が凝っています。
印判の転写が難しそうですが、少しでも食卓を明るくと
いう思いがあったのかな〜なんて想像しています。
サイズも程よく、結構可愛いです。
向付皿として、お刺身3〜5切れくらいの盛り付けに
程よいサイズです。
■サイズ:W14.7×D11.7×H3.1cm 高台Φ6.2cm
■状 態(写真11〜13をご参照ください)
ストックの中には、貫入や印判の版のズレ、色移りして
いる器が含まれます。貫入は、焼成の際、素地と釉薬の
収縮率の問題で起こる釉薬のヒビで、割れたヒビでは
ございません。
若干カタカタする器もあります。
古い器ではよく見られる状態ですので、通常販売をさせて
頂いております。表面の状態が良いと思いました器から
ご用意させて頂きます。
■セレクト(写真14をご参照ください)
縁にカケがありましたので、金継を施しました。
金継は1〜2ヶ所ある器があります。
お求めの際は、金継のあり、なしをお選びください。
金継ありをお選び頂きました際は、金継が目立たないと
思いました器からご用意させて頂きます。
AD456-A ノーマル(写真11〜13あり)
AD456-B 金継あり(写真14)
■注 意
印判皿・染付皿は大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前に、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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