江戸後期頃の古伊万里の変形皿です。
「藍九谷」と呼ばれる、江戸中期頃に有田で焼かれた
焼き物に似ているのですが、ちょっと自信がありません。
因みに藍九谷は、石川県の九谷焼ではなく、有田や
伊万里で作られていました、素地が白くて薄く、染付も品が
あり、腕利きの職人が作った焼き物で上手物の器です。
雲の様な形がユニークで、品があって素敵ですね。
植物は芙蓉かな?と思うのですが、構図も形状に合って
いて素敵です。側面は素地に型を押し、絵柄を盛り上げて
絵付けする陽刻で、絵柄が盛り上がっています。
昔は、ヨーロッパの真っ白な磁器に憧れたものの、なかなか
きれいな白磁が出せず、大変苦労したそうです。
1人前のお漬物に程よく、小振りでとっても可愛らしいです。
■サイズ:W12.7×D9.3×H3cm
■状 態(写真11,12をご参照ください)
ストックの中には、貫入がある器や、焼灰が付着している
器が含まれます。貫入は、焼成の際、素地と釉薬の
収縮率の問題で起こる釉薬のヒビで、割れたヒビでは
ございません。
古い器ではよく見られる状態ですので、通常販売をさせて
頂いております。表面の状態が良いと思いました器から
ご用意させて頂きます。
■セレクト(写真13をご参照ください)
縁のカケを直した跡がありましたが、パテが向き出しでした
ので金化粧だけ施しました。
お求めの際は、金継のあり、なしをお選びください。
金継ありをお選び頂きました際は、写真の器をご用意
させて頂きます。
AD439-A ノーマル(写真11、12あり)
AD439-B 金継あり(写真13)
■注 意
印判皿・染付皿は大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前に、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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