明治期頃の向付鉢です。
恐らく、大聖寺伊万里かと思います。
大聖寺伊万里とは、九谷で焼かれた焼き物で、伊万里焼に
似ておりますが別ものです。
細やかな絵付けが特徴で、九谷ならでは繊細な雰囲気です。
伊万里より軽くて薄く、釉薬の厚みもスッキリとしています。
伊万里の土より粘り気があるので、薄く仕上がります。
ただ、九谷五彩と言われる赤・青・黄色・緑・紫の5色の内、
紫が入っていないのが腑に落ちません。
もしかしたら有田焼かも...とも思っています。スミマセン。
ただ、絵柄の緻密さは素晴らしいです。
特に縁に施した呉須の波模様や、見込み絵も手が込んで
いるので、使っていて楽しい器ですね。
向付鉢として、他、お茶やコーヒー、蕎麦猪口としても
お使い頂けます。そこそこ大きさがありますので、勝手良く
お使い頂けると思います。
■サイズ:Φ8.7×H7.3cm 高台Φ4.6cm
■状 態(写真13〜15をご参照ください)
ストック2つどちらにもヒビがあり、先人が直した跡があります
内側にも金継を施した様ですが、剥がれています。
これ以上手を加えない様に、このままにしております。
写真左側の方がヒビが小さいので、左側からご用意させて
頂きます。右には写真15の色移りも見られます。
そして、写真がなく申し訳ございませんが、絵柄の顔料が小さく
剥がれている個所が1ヶ所ございます。
これらを踏まえて、価格を下げてご紹介させて頂いております。
ご理解の上、ご検討ください。
■注 意
ご用意しております印判・染付の器は、大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前には、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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