明治期の伊万里焼、染錦の盃洗です。
盃洗とは、食事の席で盃を洗う為の器です。
同じ盃でお酒を酌み交わす際に、席で盃をサっと洗う為に
使われておりました。
今は、鉢物としてお使いになるシーンが多いです。
金彩を用いて、鳳凰の絵柄が描かれています。
赤絵を用いた桐の文様も可愛らしいです。
染錦は、素地に呉須(青色の顔料)で絵柄を描き、釉薬をかけて
1度焼成します。
その後に、上から絵柄を描いてもう1度窯に入れて焼き、更に
その後に赤絵を施し、3回焼成をして作ります。
赤の顔料は、他の工程と窯の温度が違う為、赤絵が高価
なのはそのせいです。
今はガス窯や電気窯などがあり、温度の調整も安易に出来ますが
当時はございませんでしたので、とても苦労したと思います。
向付けとして、ギリギリ使えるサイズくらいです。
他、鉢物として食卓に乗せても素敵です。
■サイズ:Φ13.5×H10.8cm 高台のΦ8.4cm
■状態(写真16~18をご参照ください)
窯キズ1ヶ所、貫入ヒビが2ヶ所ございます。
又、高台に1㎜程度の出っ張りがあり、安定感はあるのですが、
触りますと少々カタカタします。
■注 意
印判・染付の器は大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前に、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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