明治期頃の九谷焼の蓋物です。
ヨーロッパや中国などへの輸出用に作られたと思われます。
青や緑の顔料と金彩を用いて、様々な構図の松の絵柄が
描かれています。
お椀の縁や蓋の持ち手にも、気が遠くなる様な細かな模様が
施されており、当時の技術力の高さも伺えます。
この時代の日本は、ヨーロッパの磁器に負けじと、白磁を
表現するのに大変苦労した時代ですので、余白を活かした
このデザインは、当時の陶工たちのプライドをも感じる事が
出来ます。
吸い椀として、とっても上品に素敵にお使い頂けます。
■サイズ:Φ10.6×蓋込みH8cm お椀のみH6.1cm
■状 態(写真19,20をご参照ください)
ストックのどれにも、貫入ヒビがあります。
貫入とは、焼成の際に素地と釉薬の収縮率の関係で生じる
ヒビで、割れとは違います。
水漏れ等は致しませんので、通常通りお使い頂けます。
他、顔料が色移りしている個所があります。
■注 意
印判皿・染付皿は大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前に、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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