江戸後期〜明治期頃のなます皿です。
手描きで描かれた染付の器になります。
恐らく柿の木と思われる大きな木が印象的な、のどかな
山水画が特徴的です。
表面に4つの跡がありますが、こちらは目跡と言って、窯に
入れる際、器を重ねる為に支えを置いたその跡になります。
これは、江戸や明治期頃に見られる焼成の手法です。
伊万里の様な大きい窯では、重ねる必要がない為、そこから推測
すると、窯が小さい小規模の窯元で作られた事が想像できます。
ですが、呉須の色がしっとりとしていて、縁にリブが施されて
あったりと、小規模ながらも、こだわりを持って作られた器だと
思います。
又、高台でも時代を感じる事が出来ます。
蛇の目の中央にのみ、釉薬がかかっているのも、江戸後期頃の
特徴の1つです。
取り皿として丁度いいサイズです。
少々深みがありますので、汁気の多い物にもお使い頂けます。
他、漬物やお浸しなど、ちょっとしたものの盛り付けにも
オススメです。
■サイズ:Φ13.5×H3.8cm 高台Φ7.8cm
■状 態(ストックのどの器にも、見られる状態です)
(写真9,10)貫入がある器があります。
(写真11)手描きの為、絵柄の構図が若干違います。
■注 意
ご用意しております印判・染付の器は、おおよそ100年以上
古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前には、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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