昭和初期頃の漆器、吸い椀です。輪島塗の器になります。
輪島塗の代表的な加飾の技法でもあります、沈金(※注釈)を施し
絵付けされております。
朱の鮮やかなお色と、縁起柄として代表的な松竹梅の絵柄が、
上品で華やかな印象です。
フォーマルな食卓で、ちょっとしたおもてなしに、お正月などの
御祝い事などで、素敵にご使用頂けます。
※注釈:沈金(ちんきん)とは。。。
ノミなどの彫道具を用いて模様を彫り、彫った箇所の凹みに漆を
すり込み、そこへ金や銀の箔・又は金粉等を施して色をつけ、
装飾を施す技法です。
通常の絵付けは、漆地の上に絵付けをするので、表面が色漆で
若干盛り上がりますが、沈金の場合は、彫った絵柄に埋め込み
ますので表面に凸凹がありません。
手間暇をかけた作業により、上品で尚且つ繊細な雰囲気が表現
出来ます。
■サイズ:Φ12.5×H8cm(蓋込) 蓋なしお椀のみのH5.4cm
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆椀は、約70〜90年前後経っておりますアンティーク品
となります。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、漆の溜り、
色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、キズがある
など、写真の印象より、かなりの使用感が感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は大よそ
省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、これらの症状が
少なからずございます。
主な状態をご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらをご確認頂き、ご了承の上よろしく
お願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの症状を踏まえまして、想定いたします新品価格より、
かなりお求め易い価格でご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物ですので、
基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
■注 意
【最後の写真参照】
こちらの漆器は、上記の注意事項の中でも特に、写真の様な、
お椀を重ねた為に出来たと思われる丸い跡が、お椀の底に
見られます。
電子レンジ× オーブン× 食洗器×
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