大正時代の会津塗のお重箱です。
木地(木製)、本漆を使用して作られております。
蒔絵(※注釈)で、山水風景が描かれています。
絢爛豪華でお見事の一言。
外側の蒔絵の美しさはもちろん、内側は梨地模様になって
おります。梨地とは、漆を塗った上に金や銀、錫などの粉を蒔き
透明漆を塗って粉が目立たない程度に研磨して作る技法です。
一見無地に見える内側や、裏側の底まで梨地加工が施されて
あり、贅沢を詰め込んだ様なお重箱です。
本当に素晴らしい日本の手仕事です。
大よそ6寸サイズ、一段にご飯が1合〜1合半程度が入る
大きさで、こちらのお重は2段なので、大よそ2〜3人用と
言われるサイズになります。
こちらのお重箱、本来は四段重なのですが、蓋が2枚
ございますので、お求め易い様に二つに分けて二段重として
ご用意させて頂きました。
四段全て揃いでご入用の際は、2つご注文をお願いします。
※注釈:蒔絵(まきえ)とは...
漆器の加飾技法の1つです。
漆で描いた絵柄の上から、金粉等を蒔いて色づけします。
漆でベタ付いた箇所にのみ金粉が付く仕組みです。
■サイズ:
全体W17.5×D17.5×H12.3cm
上段も下段も高さは5.8cm
■状 態 (写真13〜16をご参照ください)
100年以上経っている割に、状態は比較的きれいです。
大切に仕舞われてあった物と思います。
但し、特にお重が重なる縁の部分に擦れ跡や細かなキズが
ございます。
下記の注意事項をご確認の上、ご検討をお願いします。
2セットございますが、どちらも同じ程度の状態です。
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆器は、100年以上経っております大変古い器です。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、
漆の溜り、色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、キズが
あるなど、写真の印象より、かなりの使用感が感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は
大よそ省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、
これらの状態が少なからずございます。
主な状態を、下記リンクの欄でご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらのリンク先をご確認頂き、
ご了承の上、よろしくお願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの状態を踏まえまして、想定いたします新品価格
より、かなり価格を下げてご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物
ですので、基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
電子レンジ× オーブン× 食洗器×
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