昭和期頃に作られました輪島塗の朱膳です。
素地は木製です。
輪島塗の代表的な加飾の技法でもあります沈金(※注釈)で、
縁に唐草模様があしらわれております。
食膳としてもお使い頂けますが、小振りなので、お茶出し用や、
何かの台などにオススメです。
※注釈:沈金(ちんきん)とは。。。
ノミなどの彫道具を用いて模様を彫り、彫った箇所の凹みに
漆をすり込み、そこへ金や銀の箔・又は金粉等を施して色を
つけ、装飾を施す技法です。
通常の絵付けは、漆地の上に絵付けをするので、表面が色漆で
若干盛り上がりますが、沈金の場合は、彫った絵柄に埋め込み
ますので表面に凸凹がありません。
手間暇をかけた作業により、上品で尚且つ繊細な雰囲気が表現
出来ます。
■サイズ:25.5角×H4.5cm
■状 態(写真9〜11をご参照ください)
こちらのお膳は、古民具の買付けの際、1つだけ入荷して
参りました。大きな漆の剥がれもなく、比較的きれいな状態では
ございますが、細かななキズやすり傷、四隅には漆のヒビが
若干ございます。写真のお膳をご用意させて頂きます。
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