明治〜昭和初期頃の会津塗の吸い椀です。
木地(木製)、本漆を使用して作られております。
蓋裏には「鉄錆」という技法で、梅の枝が絵付けされています。
鉄錆とは、砥石の粉に漆を混ぜて練った物で、盛り上げる様に
絵柄をつける、明治〜大正時代に盛んだった技法です。
今では殆ど作られておりませんので、貴重なお椀です。
梅の花に螺鈿(貝殻)を用いているのも、贅を尽くしていますね。
シックですが、モダンな雰囲気で活躍してくれそうです。
フォーマルな食卓で、ちょっとしたおもてなしに、お正月などの
御祝いの席など、素敵にお使い頂けます。
■サイズ:
蓋付き全体Φ12.9×H8.5cm お椀のみ:Φ12.9×H5.8cm
■状 態(写真12〜14をご参照ください)
ストックはどれも、細かなキズや漆の溜まり、若干の漆の剥がれ
歪みなどがあります。
螺鈿細工が割れているお椀もございます。
漆の剥がれが酷いものや、個人的に気になりました漆器は
省きましたが、写真の程度のものは、古漆器の範囲内として、
ご用意させて頂いております。
使い込まれた漆器は、漆がしっとりとして艶があり、
それが漆器の良さですが、その分、使用感があります。
写真は少々きれいに写り過ぎている様にも思います。
これらを踏まえまして、予想されます市場価格よりお安く
ご用意させて頂いております。
古漆器にご理解のある方へお譲りさせて頂けましたら幸いです。
状態が良いと思いました漆器からご用意させて頂いております。
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆椀は、100年前後経っております、大変古い器です。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、
漆の溜り、色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、キズが
あるなど、写真の印象より、かなりの使用感が感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は
大よそ省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、
これらの症状が少なからずございます。
主な状態を、下記リンクの欄でご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらのリンク先をご確認頂き、
ご了承の上、よろしくお願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの症状を踏まえまして、想定いたします新品価格
より、かなりお求め易い価格でご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物
ですので、基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
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