昭和中期〜後期頃の編組品です。
あけびの蔓で作られています。
白あけびとは、あけびの蔓を1〜2日煮て、柔らかくなった
茶色の表皮を丁寧に剥いで行きます。
その後、米ぬか汁や米のとぎ汁などに浸け込んで仕上げます。
通常のあけび蔓を作るだけでも大変な作業ですのに、更に手の
込んだ丁寧な材料で、作り手の拘りと、物作りに対しての真摯な
姿勢が伝わってきます。
底の部分には、汚れや摩擦などを考慮し、通常の皮付き
あけび蔓が使われておりますが、側面や縁には、この白あけびが
惜しげもなく、丁寧に編み込まれてあります。
太さも揃ったきれいな蔓で、素朴な色味が優しく、上品な
佇まいがとっても素敵です。
他のかごとも一目置く、今ではなかなか作られていない、
弊店でも初めてご紹介するかごです。
筒型で安定感があり、タオルやスリッパ、細々とした物の収納に
雰囲気良くお使い頂けます。
■サイズ:Φ29×H27cm
■状 態
状態は大変良好です。
経年により、白あけびがいい色に変色していて、より温かみを
増しています。
アンティーク品については
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ください。
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