明治〜大正期頃の、輪島塗の脚付き盆です。
木地(木製)、本漆を使用して作られております。
色味もサイズも、とても雰囲気がいいです。
テカリの少ないしっとりとした漆で、落ち着きのある素敵な
お盆です。足の形も上品で、高さも程よく、テーブルに置いても
お使い頂けます。
足裏の漆が剥がれてしまっているお盆があるのですが、そこから
「布着せ」されている様子が伺えます。
「布着せ」とは主に輪島塗の技法で、生漆を塗った後に麻や
寒冷紗を貼って素地を補強し、そこから何層もの漆を
塗り重ねていきます。今では省略される事の多い作業なので、
昔の丁寧な物作りを感じます。
フォーマルな食卓で、ちょっとしたおもてなしに、お正月などの
御祝いの席などで素敵にお使い頂けますが、普段使いと
しても雰囲気良くお使い頂けると思います。
■サイズ:W28.8×D28.8×H5.6cm
■状 態(写真9〜14をご参照ください)
使用したり、重ねて保管されて来た為、キズがあります。
又、細かな漆の剥がれや凹みなどもございます。
漆の剥がれが、一番気になっておりますのが足の裏側で、
写真14以上に剥がれているお盆もございます。
(写真を撮ってから気づきました、申し訳ございません)
少々カタカタするお盆もありますが、フェルトを貼ったりして
高さを調節して頂ければ幸いです。
裏面に、屋号の様なマークもございます。
お椀の様に、他の器と混ぜて洗ったりする物ではないという
認識から、漆の剥がれ(特に足部分)は、結構剥がれている
お盆がございます。
表面の状態が良いと思われるお盆から、ご用意させて頂きます。
古い物にご理解を頂き、ご検討頂けますと幸いです。
※写真を追加しました(写真15をご参照ください)
足の漆が剥がれている個所の写真15番を、追加いたしました。
ストックの中に、いくつかあります。
状態の良いお盆からご用意させて頂きます。
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆器は、100年前後経っております、大変古い物です。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、
漆の溜り、色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、キズが
あるなど、写真の印象より、かなりの使用感が感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は
大よそ省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、
これらの症状が少なからずございます。
主な状態を、下記リンクの欄でご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらのリンク先をご確認頂き、
ご了承の上、よろしくお願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの症状を踏まえまして、想定いたします新品価格
より、かなりお求め易い価格でご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物
ですので、基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
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