大正〜昭和初期頃のお汁粉椀です。
恐らく会津塗かと思います。
木地(木製)、本漆を使用して作られております。
菊や竹、菖蒲など季節の植物が、色漆と蒔絵(※注釈)で
施されています。
テカリの少ないしっとりとしたあずき色の地に、上品な絵柄が
加わって、とっても雰囲気の良いお椀です。
お汁粉はもちろん、壺椀の様な使い方にもぜひオススメです。
フォーマルな食卓以外でも、ちょっとしたおもてなしに、
素敵にお使い頂けます。
※注釈:蒔絵(まきえ)とは...
漆器の加飾技法の1つです。
漆で描いた絵柄の上から、金粉等を蒔いて色づけをします。
漆でベタ付いた箇所にのみ金粉が付く仕組みです。
蒔いた絵柄をきれいに磨く事で、鮮やかな金色が現れます。
■サイズ
お椀のみΦ10.5×H7.2cm 蓋を被せた時のH10cm
■状 態(写真17〜19をご参照ください)
使用したり、重ねて保管されて来た為、細かなキズがあります。
又、色漆が高台に付着していたり、テカリのあるシミがある
漆器もございます。
全体的に状態が良いと思われる漆器からご用意させて頂きます。
■セレクト(写真20〜22をご参照ください)
漆のカケや剥がれが気になる箇所に、金継ぎを施しました。
お椀や蓋に、それぞれ1〜3ヶ所程度、金継ぎがございます。
ノーマルの器と同じ様にお使い頂けますが、お求めの際に、
金継ぎのあり・なしをお選びください
金継ぎありをお選び頂きました際は、金継ぎの数が少なく、
目立たない漆器から選んでご用意させて頂きます。
漆-A053-A ノーマル
漆-A053-B 金継あり
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆椀は、100年前後経っております、大変古い器です。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、
漆の溜り、色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、キズが
あるなど、写真の印象より、かなりの使用感が感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は
大よそ省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、
これらの症状が少なからずございます。
主な状態を、下記リンクの欄でご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらのリンク先をご確認頂き、
ご了承の上、よろしくお願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの症状を踏まえまして、想定いたします新品価格
より、かなりお求め易い価格でご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物
ですので、基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
電子レンジ× オーブン× 食洗器×
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