明治〜昭和の戦前頃に作られましたアイロンです。
蓋は鉄にゴールドで塗装されている様です。
下の部分は真鍮製で、当時は大変高価な物だったと思います。
蓋を開けて、中に炭火を入れて使用します。
煙突の部分から煙が出る仕組みです。
温度が下がった際は、後ろの空気穴を開けて空気を送ります。
火のし(柄杓の様な形のアイロン)は、時折炭火が飛んで、
布を焦がす事がありましたが、こちらは蓋があるので、
その様な心配はなく、安全に使う事が出来ました。
現代のアイロンの原型となる形です。
持ち手の下のマークに「福娘」と刻印されております。
恐らく、商品名かと思います。
インテリアのアクセントとして、可愛くお飾り頂けます。
■サイズ:W18×D9×H17.5cm
■状 態(写真18〜19をご参照ください)
経年の割には、とてもきれいな状態です。
あまり使用されていなかった様な気がしますが、全体的に細かな
キズがあります。
煙突は取り外しが可能なのですが、きちんと収まらず、少し
浮いています。
又、中の炭火を置く鉄の台に、灰が固まって付着しています。
出来る限り落としましたが、固まっていて全ては落とせませんでした。
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