天草焼の蓋付壺です。
天草焼は、江戸中期頃から続いております熊本県天草市の
伝統陶磁器です。
昔は、藩の御用窯として開窯された窯が多くありましたが、
天草焼は御用窯ではなく、各村々が商いとして焼き物を
始めました。
その為、土地で取れる良質な天草陶石を使って焼かれる磁器と
陶土を使って焼かれる陶器と、様々な陶磁器が作られる様に
なった様です。
こちらの壺は、天草焼の中でも代表的な窯元、丸尾焼の壺です。
小振りなサイズでありながら、形やデザインなどがしっかりと
しており、とっても雰囲気のいい蓋物です。
代々当主が変わりますので、昨今の作風とはまた違う様で、
この素朴で温かみのある壺は、なかなか手に入り難い物になって
しまった様に思います。
写真のカトラリーは、一番大きいサイズで長さ25cmのヘラを
使用しております。
梅干しなどを入れても、可愛くお使い頂けると思います。
■種 類:陶器
■サイズ(一番大きい箇所を計測しております。)
Φ13.5×H17.5cm 壺のみのH15cm
■状 態
特に目立つカケやヒビは見当たりませんでした。
経年による、細かなキズや擦れ跡がございます。
水漏れはありませんでした。
■ご注意
弊店でご紹介しております壺は、古くは明治〜昭和期に
作られましたアンティークの壺が殆どです。
古民具の買付けで入荷して参りますUSED品になります。
物によって状態が異なりますので、気になりました箇所は
写真を添えてご案内しておりますが、他、経年による細かな
キズや擦れ跡などは省略させて頂いております。
新品や新古品のお品物とは、全く雰囲気が異なりますので、
古い物にご理解の上、ご検討を頂けますと幸いです。
アンティーク品については
特定商取引法をご了解の上
ご検討ください。
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