明治〜大正時代頃の本膳料理用漆椀です。
会津塗になります。
木地(木製)、本漆を使用して作られております。
こちらでご紹介しておりますお椀は、平椀です。
本膳料理では、平椀には煮物を盛り付けますが、
お豆腐やがんも煮、練り物が入った汁物など、陶磁器の
器とはちょっと違った雰囲気でお使い頂けます。
あずき色の漆ベースに、金の縁取りがされた大変上品な
雰囲気で、特別な日はもちろんですが、装飾がございません
ので、普段のお料理にも素敵にお使い頂けると思います。
本膳料理とは、正式な日本料理の膳立てです。
室町時代の武家の礼法を元に、江戸時代頃まで発展した
様です。 箸をつける順番等、作法が大変厳しい事から、
明治以降はなかなか発展せず、極一部の冠婚葬祭などに
用いられる程度になっております。
献立には、一汁三菜や二汁五菜など、様々な種類があり、
献立に合わせて、お椀を使い分けます。
ひっくり返した蓋をお皿代わりにして使用したりと、
様々な用途で使用する様です。
■サイズ:身Φ12.1×H5.2cm 蓋Φ13.2×H3.1cm
蓋かぶせた総高さ7.6cm
■注 意(14番目の写真をご参照ください)
器によって程度は異なりますが、漆のたまりがある器が
含まれます。
写真は見え易くする為に、トーンを上げて撮影して
おりますが、実物は写真ほど目立っていないと思います。
又、若干のすり傷やひっかき傷、縁の金色が若干剥げて
いる器もございます。
■アンティーク漆器についての注意事項【重要】
こちらの漆椀は、100年前後経っております、大変古い
器です。
現在の様に、整った環境では作られておりませんので、
漆の溜り、色移りなど様々な状態が見られます。
又、経年により、漆や蒔絵の装飾が剥げていたり、
キズがあるなど、写真の印象より、かなりの使用感が
感じられます。
「使用に問題がある」「漆の剥がれが酷い」などの漆器は
大よそ省きましたが、ご用意しました漆器にはどれも、
これらの症状が少なからずございます。
主な状態を、下記リンクの欄でご紹介しております。
お求め頂く前に必ずこちらのリンク先をご確認頂き、
ご了承の上、よろしくお願いいたします。
アンティーク漆椀をご購入する前に...
これらの症状を踏まえまして、想定いたします新品価格
より、かなりお求め易い価格でご用意しております。
大変申し訳ございませんが、漆器はデリケートな物
ですので、基本的にご返品はご遠慮頂ければ幸いです。
ご理解の上、よろしくお願いいたします。
電子レンジ× オーブン× 食洗器×
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