明治期頃の伊万里、金襴手の蓋椀です。
金襴手とは、上絵付けに金彩を乗せて絵付けする技法です。
当時にしてはハイカラなデザインで、異国文化の影響を感じる
蓋椀ですね。表のデザインとは逆に、内側は伊万里らしい
縁取りと麒麟の絵柄が描かれてあり、そのギャップも
面白いなと思います。手描きで細かく丁寧に描かれてあり、
陶工さんの意気込みを感じます。
蓋をひっくり返すと、豆皿の様にもお使い頂けます。
薬味や珍味、箸休めの盛り付けにお使い頂けるので、
お椀と合わせてお楽しみ頂けたらと思います。
真丈や汁気のあるお料理の盛り付けにオススメです。
■サイズ
全体:Φ10.5×H8.5cm 高台Φ4.4cm
お椀のみのH:6.1cm
■状 態(写真20〜22をご参照ください)
表側は比較的良好ですが、蓋もお椀も、内側には所々に
焼灰が付着しています。
古い器では良く見られる状態ですので、通常販売をさせて
頂いております。
状態が良いと思いました器からご用意させて頂きます。
■注 意
印判皿・染付皿は大変古い器です。
現代物や新品の器とは、雰囲気も状態も全く異なります。
ご注文を頂く前に、必ず下記の注意事項をご確認の上、
ご検討ください。
印判皿・染付皿をご購入頂く前に
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